今日からなんとミャンマー駐在のSEEDS Asiaスタッフによるブログを開始することになりました☆
日々の生活はお察しの通りいろいろとありますが、A級からB級グルメまでミャンマーにおける
「食」を追っていこうと思います!
京都で過ごした学生時代は美味しいものを巡って、友人と自転車であちこち飛び回っていた私ですが、海外で仕事をするようになってから、いつのまにか食へのこだわりが段々薄れてしまっていたようです。時間や金銭的な制限も無きにしもありませんが、どうやら自分の欲しいものを現地の言葉で伝えきれないイライラや、知らないものに挑戦してガッカリすることを避けるために、ガッツの「省エネ」モードになっていたのだと気がつきました。
この省エネモードから、食をテーマにブログを書こう!というポジティブな転換スウィッチが入ったのは、SEEDS Asiaにご協力頂いているヤマサ醤油の方のお話を伺ってからでした。
「人間がきちんと食事ができる回数って実は限られているんですよ。1年の間、1日に3回きちんと食べても360×3回=1080回。しかし、朝や、昼は時間が無かったりして3食べられない時もある。その内、自分で食べたいものを選んで食べられるのは至極限られている・・・」。
確かに、日々を振り返ると、朝はドタバタしてとにかく口に詰め込んで職場へ、昼は大学構内にあるSEEDSの事務所(ローカルカウンターパートのミャンマー工学会ビルの1階にあります)の前の屋台で現地スタッフと一緒に4種類のミャンマーカレー(ヤンゴン市内でも格安レベルの45~75円。種類は豚、魚、鶏肉、鳥のレバー) から選ぶという毎日・・・。
いつものランチのお店(屋台)のお姉さん |
SEEDS Asiaヤンゴン事務所のあるMyanmar Engineering Society(ミャンマー工学会)ビル |
実際のところ夜しか食べたいものを考える機会は無く、思い通りの食材が入手できなかったりすることも度々。そうすると、日曜日くらいしかきちんと食べること、或いは食べたいものを考えていないことに気づかされました。2010年に日曜日は52回しかありませんから、貴重なものです!!
一方、当地日本食レストランを経営されている日本人オーナーのお話を伺う機会がありました
(これもまたヤマサ醤油の方が訪緬された際のことです)。
「美味しいものをお客様に届けたい」という思いとこだわりが、どのオーナーにも見られ、
物資の届きにくい当地にあの手この手でお肉や調味料を工夫し調達・保管されているお姿は
感動にも値するものでした。
ミャンマーはヒマラヤ万年雪の北部から、南は熱帯のマレーシアの国境までと、
南北に細長い、気候、民族共に多様な国です。
また地勢的な理由でインド料理、中華料理、タイ料理も一般家庭に混在し、
日本食、韓国料理も人気を博しているというアジアの中でも食のバライエティ豊かな国の一つです
(タイムリーなことに今日の朝日新聞でミャンマー、空前の寿司ブームという記事がありました! http://www.asahi.com/international/update/0828/TKY201008280091.html
人間の生活には欠かせない食をテーマに今後ミャンマーの生活をお伝えできればと思っています。
どうぞよろしくお願いします★☆★